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3.3.2.4 速度
位置誤差より、結果が鋭敏に表れる。速度誤差例(図3.3.2−15:航跡例1(ATCRBS)、図3.3.2−16:航跡例1(モードS)、図3.3.2−17:航跡例2(ATCRBS)、図3.3.2−18:航跡例1(モードS)系列1〜4は、方式1〜4に対応)
3.3.2.4.1 等速直進運動
位置誤差と同様、結果が鋭敏に表れる。方式3は数値が激しく変化することがわかる。また、たまたま初期の位置誤差が大きいとαの値が小さい方式2ではなかなか収束しないことが削る。(図3.3.2−15,16の前半参照)
3.3.2.4.2 減速直線運動
位置誤差と同様であり、結果が鋭敏にでる。特に方式3と4,ATCRBSとモードSと比較すると、精度向上の効果がはっきりしている。(図3.3.2−17,18の中間部参照)
3.3.2.4.3 旋回運動
精度とはあまり関係せずに、方式2と3では、実際よりかなり高速度に、方式1ではかなり低速度に、方式4ではやや低速度であるが、実際に近い速度となっている。(図3.3.2−15,16の後半参照)

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図3.3.2−15 航跡例1 速度誤差(ATCRBS)

 

 

 

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